在宅勤務で集中できないのはなぜ?家の中で仕事と休みを分ける5つの方法

在宅勤務で集中できないのは、仕事と休みの区切りがなく、スマホにもすぐ手が届くからです。仕事の部屋、始める前の流れ、仕事中のスマホの止め方、休憩、終わる時刻の5つの決め方を、家で働く体験をもとに紹介します。

夕方の机に寄って描いたイラスト。ノートパソコンの角のそばにコーヒーカップが置かれ、眼鏡と鉛筆、本が並び、机を光の帯が横切っている

家で仕事をしていると、スマホやゲーム、漫画にすぐ手が届きます。通勤がないので、仕事を始めるきっかけも、終えるきっかけもありません。

在宅勤務で集中するには、家の中で仕事と休みを分けるきっかけを、自分でつくります。仕事をする部屋を分け、始める前の流れと終わる時刻を決め、仕事中のスマホと休憩の過ごし方も決めておきます。私も家で仕事をしていて、この5つで仕事と休みを分けています。

家で仕事と休みを分ける5つの方法の図。1. 仕事の部屋と休む部屋を分ける、2. 始める前の流れを毎日同じにする、3. 仕事中はSNSを止めて時間を決めて開く、4. 休憩は家事や散歩で体を動かす、5. 終わる時刻にアラームを鳴らして立つ

在宅勤務で集中できないのは、出社や退社のような区切りがないから

会社に勤めていれば、出社と退社が仕事の始まりと終わりになります。家ではそれがなく、仕事をする机と休む場所が同じ家の中にあります。

区切りがないと、休憩のつもりで手に取ったスマホから仕事に戻れなかったり、仕事を終える時刻が決まらずに夜まで作業が延びたりします。

1. 仕事をする部屋と、休む部屋を分ける

まず、仕事をする場所と休む場所を分けます。

私は作業部屋とリビングを完全に分けています。作業部屋に置いているのは、仕事で使うパソコンと仕事道具、本くらいです。反対に、リビングや寝室には、仕事の本やパソコンをなるべく持ち込みません。気分転換にリビングでノートパソコンを開くこともありますが、ふだんは作業部屋で仕事をしています。

スマホも、仕事の部屋には持ち込まないようにすると、手を伸ばしても届きません。私も作業部屋にはスマホを持ち込まないようにしていて、仕事でスマホを使ったときも、終わったら別の部屋や手の届かない場所に置いています。

2. 仕事を始める前の流れを、毎日同じにする

出社の代わりに、仕事を始める前にすることを毎日同じにしておき、それが終わったら仕事を始めます。

私はだいたい9時に仕事を始めます。その前に、毎朝散歩で8,000歩ほど歩きます。8時ごろからは、朝ごはんを食べながら、SNS の最低限の確認だけ済ませておきます。

3. 仕事中のスマホは、SNS を止めて時間を決めて開く

家で仕事をしていても、スマホを仕事で使う場面はあります。全部を止めるわけにはいかないので、アプリを分けて扱います。

スマホのアプリの分け方の図。1. 残す:カレンダー・地図など、2. 使うときだけ時間を決めて開く:SNS・ブラウザ、3. 夜は止める:仕事のメール

カレンダーのように仕事に欠かせないアプリは残します。地図やカメラのように、便利で、つい見続けてしまうことのないアプリも止めなくていいと考えています。仕事のメールは、夜は仕事をしない時間と決めているので、届いても反応しないように夜だけ止めています。

SNS とブラウザは、仕事で使うものでもブロック用のアプリでふだんから止めておき、使うときだけ「5分以内」「10分以内」と時間を決めて開きます。仕事中に少しほかの投稿に流れても、決めた時間が来るとブロック画面が出るので、そこで気持ちを切り替えられます。

この形にしてから、仕事中に余計なことを考えたり、思いつきでスマホを見たりすることが、前より格段に減りました。集中できる時間も、感覚としては長くなり、以前は深夜まで仕事をすることが多かったのが、いまは19時や20時に終えられる日が増えています。SNS を止めて時間を決めて開くやり方は、SNSをやめたいのにやめられない人へでくわしく紹介しています。

4. 休憩は、家事や散歩で体を動かす

家での休憩は、近くにあるスマホやゲームに流れやすい時間です。休憩には、家事や散歩など体を動かすことをします。私も以前は、昼寝やコーヒーナップ(コーヒーを飲んでから短く眠る休み方)で気分を切り替えようとして、気づいたらスマホをいじっていた、ということがよくありました。

いまは、休憩に家事をすることが多くなりました。家事はだらだら続けてしまうことがないので、私にとってはリフレッシュの時間です。体を動かすので、家にいて運動が足りなくなる対策にもしています。仕事で疲れたときは、散歩に出たり、ストレッチをしたりもします。

5. 終わる時刻にアラームを鳴らして、すぐ立つ

退社の代わりに、終業の時刻にアラームを鳴らし、鳴ったら席を立ちます。

私は最近、毎日終業の時刻にアラームが鳴るようにしていて、鳴ったら5秒以内にとにかく立ちます。作業しにくい姿勢になって、それ以上作業しないようにしています。ノートパソコンで作業しているときは、途中でも保存だけして閉じたり、部屋を出たりします。

深夜まで作業していたころは、こうした区切りをあまりつくっておらず、だらだら作業を続けて、気づいたらもうこんな時間、ということがよくありました。

まとめ

在宅勤務で集中できないときは、家の中のどこで、いつ仕事をするかを先に決めてみてください。

仕事中や休憩中に SNS をつい開いてしまうなら、アプリブロッカーなど外部のアプリから試してみるのがよいでしょう。

Yuichiro Hondaのプロフィール画像

Written by

Yuichiro Honda

香川県在住のアプリ開発者・デザイナー。スマホとの付き合い方を見直す集中アプリ「Isshin」を開発しています。自分自身がスマホに時間を奪われてきた経験から、無理なく集中を取り戻すためのヒントを発信。X(@yuichirohonda_)のフォロワー1万人超。

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